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2010年07月 アーカイブ

政治の歴史のこと・・・その2

「LAは一九六〇年代には軍事、七〇年代は税務の専門家が主流だった。八〇年代に入り貿易スペシャリストがLAの花形になった」(R・キャシディー弁護士)。

シュワブ女史は、いわば、第三世代の貿易LAです。

包括通商法案をまとめ上げたのも、今、議会で最も力を持つこの世代のLA達です。

ところが、ここ数年、対日問題を専門に担当するLAが登場しつつあります。

言ってみればLAの第四世代にあたります。

ジョン・ロックフェラー上院議員のLA、アイラ・ウルフ氏はその代表格でした。

ウルフ氏は国務省のキャリア出身で、在日米大使館勤務中(一九八三-八六年)に同議員の目にとまり転身しました。

政治の歴史のこと・・・その3

ウルフ氏は仲間のLA達から「インベーダー(侵入者)」と呼ばれます。

キャリアの官僚出身のLAは珍しく、また、一九八七年一月の就任後わずかの間に日本問題で中心的な存在になったからです。

法案を通すなど、LAとしての実績が特にあるわけではありませんでした。

ウルフ氏のその面での実力はこれから問われるといっていいでしょう。

むしろ、日本の関係者の間で"アイラ人気"が高まり、それがLAの間で注目を集めていました。

議員会館で、ウルフ氏のオフィスの斜め前にある外交委のスタッフ室にいるトリプレット氏は、「政治家も、官僚も、ビジネスマンも日本人は必ずといっていいほどアイラを訪ね、話し込んでいく」と驚きを隠さない。

ロックフェラー議貝の知名度が日本で高いこと、その新任のスタッフとしてのウルフ氏が日本のことをよく知っているとの評判が日本側関係者の間に流れていること、などがその理由でしょう。

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